「グロナトレッド(緑の木)」という名前を、とても気にいっています。
名付け親は、遠い北欧スウェーデンからやってきたミカエラという女性です。
私は木が大好きで、深い森や水辺の景色を、いつも思い描いています。
素敵な名前をつけてもらったアトリエは、手仕事を愛する仲間たちが集まり、多くの出会いを与えてくれています。
1977年にひらいたアトリエは初め、芽のようでした。
青々としげる緑の木のような、やがて森のような、そんな場所になることを願っています。
織るというゆびさきから、静かに表現されるのは、心のなかにうつしだされる想いです。
だれもが、自由で、愛らしくて、美しい作品をつくります。
それはまるで、葉と葉のあいだからきらきらとひかる、真っ赤に実ったベリーのように思われます。
一糸、一糸、織りつづける毎日です。
石野 悦子
木
伝統柄のモチーフ

ラン

ラン

トナカイ

猫

ゆき

木

木
展示会
鎌倉小町通り「鎌倉画廊」
愛知県半田市二ツ坂町「DO LIVING ISSEIDO半田本店」にて
年一回、鎌倉と半田を交互に、生徒さんたちと展示会を開催しています。